鎌倉在住の映像クリエイター

太田和成です。

 

今日は、動画マーケティングに活用できる

『行動心理学』についてのお話です。

 

僕たち映像クリエイターの仕事は、

ズバリ「人の心を動かすこと」。

 

人間を取り扱う僕たちは

人間を深く理解しなければなりません。

人間には、人の心を動かす

「4つの衝動」と7つのトリガー」

があると言われています。

 

【4つの衝動】とは?

これは全ての人間に

生まれつき備わっている衝動。

どんなに否定したくても

無意識に行動してしまう

人間の性」とも言える衝動です。

 

【第1の衝動】獲得衝動

「物」や「経験」を獲得し、

他人よりも高い地位を手に入れたい

という衝動

 

【第2の衝動】親和衝動

互いに相手を気遣いながら、

長期にわたって親密な絆を結びたい

という衝動

 

【第3の衝動】学習衝動

ものごとを学び、

周囲の世界を解明したい

という衝動

 

【第4の衝動】防衛衝動

愛する人々や資産を

危害から守りたい

という衝動

 

いかがでしょうか?

「自分にはそんな衝動はないよ」

と思う人もいるかもしれません。

 

ですが、申し訳ありません

 

これは全ての人間が

生まれつき持っているものなので、

いくら否定しても、

この衝動からは

逃れることができないのです(笑)

 

【7つのトリガー】とは?

何かを動画でプロモーションする際、

「この商品(サービス)の魅力は何か?」

を考え「トリガー(引き金)」を決めて、

それを演出していきます。

 

①欲望のトリガー

快楽を得られることに対する期待

⇨考えるのをやめ、感じさせる演出

 

②神秘性のトリガー

まだ答えの見つかっていない疑問

⇨最後まで言わないミスリアスな演出

 

③警告のトリガー

「すぐにこうしないと、こういう結果になる」という脅し

⇨ターゲットが抱える恐怖に訴える演出

 

④威信のトリガー

地位や敬意、称賛の象徴

⇨他人と比べて相対的な欲求に訴求する演出

 

⑤権力のトリガー

支配力を得られる

⇨悩みや不安を持っている部分に対して

強気な態度をとる演出

 

⑥悪徳のトリガー

規範への反抗(禁断の果実に誘われる)

⇨キーワード「簡単に」「すぐに」的な演出

 

⑦信頼のトリガー

確実性と信頼性

⇨誇大広告ではなく、

これなら確実にできると思うような演出

 

このように、

人間が生まれつき持っている

「4つ衝動」と「7つのトリガー」を

組み合わせて、

プロモーション動画の構成と演出を

組み立てていきます。

 

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